不動産投資コラム マンション投資の鉄人
マンション投資の鉄人
第七の鉄人 | "千葉県 N.O(会社員、債権運用部長)" | |
私のマンション投資への一考 |
||
"私は現在37才、英国系投資顧問会社に勤めています。私自身、マンション投資に関してはいわゆるビギナーで、今年に入ってから札幌円山付近のワンルームを2軒購入しただけです。なので「鉄人シリーズ」に寄稿できる資格はないのです。ただ私は投資顧問会社で13年間、証券投資を通じで世界の森羅万象に触れてきており、最近これからの自分の資産形成にとってマンション投資の有益性を実感しました。それをご紹介することで読者の方々の参考になれば幸いです。" 日本の年金制度のピンチ!" 現在は私は年金資産運用に携わっており、年金制度のかかえる問題に資産運用者として直面しております。最近マスコミでも年金の問題がとりあげられていますが、それらを整理し、私なりの意見も加えますと、4つの点があげられます。 " これら以外にも年金に関する問題は多くありますが、遠くない将来、年金制度は大幅な見直しを余儀無くされ、私が年金受給資格に達するころ(これも現在は65才ですが私がその年齢になるころには70才ぐらいになっている可能性もあります)には予定されている給付金は大きく目減りしているでしょう。福祉面において先進国だといわれているスウェーデンやフランスでは、政府が過去約束した給付金の削減に追い込まれ大きな社会問題となっています。 " もう一つ私が将来のために投資しているものがあります。それはドル建債権です。当然為替リスクが伴ないますが、円は85年のプラザ合意前の水準と比較すると、2倍以上上昇した水準にあります。長期的に見ると、通貨はその国のファンダメンタルズを反映しますが、先述した日本の持つ種々の問題を考えると日本の国際市場における相対的な経済力はピークを打ったという気がします。このため円もかつての英ポンドや米ドルが辿ってきた道を行く(通貨が国力に合わせ弱くなっていく)と思われます。もし私に充分な資金力があれば米国でのマンション投資もやってみたいと考えています(米国の地方都市、フェニックス、アリゾナ州では15%程度の利回り物件があります)。私の見通しがはずれ、円高が進んだ場合は、割高なアメリカ旅行でも楽しむつもりです。 |