不動産投資コラム マンション投資の鉄人

マンション投資の鉄人

第二十二の鉄人   東北地方在住 瀬谷 潤

お金持ちになるには、三つの方法しかない〜「お金を働かせる」というシステムを構築するには、不動産投資が最も適している

あなたにとって「お金持ち」の定義とは何でしょうか?
一億円以上の預金を持っている人。
年収が一千万円を超えている人。
豪邸に住んでいる人。
高級外車を乗り回している人。
賃貸用不動産をたくさん持っている人。
大企業の大株主。

人によって、お金持ちのイメージや定義は様々かと思います。
ちなみに、ぼくにとってお金持ちとは、「お金を働かせて、生涯に渡って困らない、経済的自由を手に入れた人」
つまり、「お金はお金を産む」という理屈と理論を理解している人。
言い方を変えれば、「お金を働かせるノウハウを持ち、そのためのシステムを構築し、実践している人」となるでしょうか。

それでは、どうしたらあなたの思い描く、お金持ちになれると思いますか?
世の中には、いわゆる「儲け話」。つまり「偶然の利益を狙う投機話」というものが無数にあり、漠然とではありますが、お金持ちになるための方法は、数多くあるように感じている人も多いかもしれませんが、実はお金持ちになるためには、「事業をするか」 「株式投資をするか」 「不動産投資をするか」 この三つの方法しかありません。
いわゆる「お金持ち」といわれる人たちは、この「三つの門」の、どれかの門を必ずくぐっています。
言い方を換えれば、勇気を奮って、この「三つの門」の、どれかの門をくぐらない限り、お金持ちにはなれません。
嘘だと思うなら、あなたがお金持ちだと感じている人のことを思い浮かべてみてください。その人は、この三つのどれかを行って、財を成しているはずです。

ところが、事業や株でお金持ちになるということは、そう簡単なことではありません。
ぼく自身、事業と呼べるほどの規模ではないにしろ、過去にあるサイドビジネスを5年間ほど実践し(どのようなサイドビジネスであったかは、著書『住宅ローン地獄からの生還』で詳しく述べております)、そのビジネスで得た利益で、2件のワンルームマンションを現金で購入することができたので、小規模ながらも成功ではあったと思いますが、同時に事業で儲けることの大変さを痛感しました。(この時に購入した2件のワンルームマンションは現在も所有しており、今もこの物件から毎月家賃収入を得ています。尚サイドビジネスの方は廃業しております)
株にしても、安いときに買い高いときに売れば、一見儲かりそうなものですが、実際に株式投資を始めてみると、狙っている株が上がり始めると、値上がりし続けるような衝動心にかられ買いたくなってしまい、逆に購入した株が下がり始めると、値下がりし続けるような恐怖心にかられ売りたくなってしまう。
結局は、衝動心にかられ高値掴みをしてしまった株を、恐怖心にかられ安く売る繰り返しに多くの人が陥ってしまい、そう簡単に儲けられるものでもありません。

この三つの手段の中で、唯一不動産投資だけは、能力のあるなしにかかわらず、物件の選択さえ誤らなければ、誰でも比較的簡単に、お金持ちになれる手法だと思います。
その根拠として、お金と不動産には、人に貸すことによって、その期間に応じ、お金であれば「利息」。不動産であれば「家賃」という名の収益を上げることができる。つまり、お金と不動産には、お金を稼ぐことができる能力を持っているからです。
いわゆるお金持ちといわれる人は、お金と不動産の持つ、この「能力」を最大限に活用しています。
しかし、「お金を貸して、利息という名の収益を上げていく」ということは、そう簡単なことではありません。
なぜなら、お金は別名「お足」とも言って、目には見えませんが、実際には足が生えていて(?)、人に貸した瞬間に四方八方に散らばってしまいます。
逃げ回る(?)お足という名のお金を捕まえて、元金だけでなく、利息も含めきっちり回収するということは、素人には到底無理な話です。
その点不動産は、読んで字の如く、「動かすことのできない財産」なのですから、少なくとも、持ち逃げ(?)される心配はないわけです。

お金はお金のままで貸すよりも、不動産に変えて貸す方が、どれだけ安全で楽であるかという理屈を、お金持ち。もしくは、お金持ちになろうとする人は本能的に知っています。
これこそが、不動産投資の発想の原点なんです。
仮に300万円のお金を貸して、毎月3万円の「利息をもらう」のと、300万円で買ったマンションを貸して、毎月3万円の「家賃をもらう」のとでは、どちらが大変かといえば、これはもう圧倒的に、お金を貸して「利息をもらう」方が大変です。しかもお金を貸した場合、利息だけでなく、元金も回収しなければなりません。

先ほどぼくは、お金持ちとは、「お金を働かせるノウハウを持ち、そのためのシステムを構築し、実践している人」と書きましたが、この「お金を働かせる」というシステムを構築するためには、不動産投資が最も適していると思います。
300万円を投資して購入した中古のワンルームマンションが、毎月3万円の「家賃」という名の収益をもたらしてくれる。
つまり、300万円という現金(資産)が、300万円の中古のワンルームマンションという不動産(資産)に形を変えて(このように、資産の所有形態を変えるのが投資)、そのワンルームマンションという資産を人に貸すことによって、月々3万円。年間にしてみれば36万円という現金(資産)を稼ぎ出してくれる。
このように、お金という資産が、不動産という資産に形を変えて、お金という資産を生み出してくれる。
やはり人生のどこかで、「お金を(不動産に変えて)働かせる」という、不動産投資の理論を理解し、そのためのシステムを構築し、実践していかなければ、お金持ちへの道程は遠いと思います。

銀行は預金の「額面」は保証します。(ただし一千万とその利息まで。それ以上はその銀行の財務状況による)
しかし預金の「貨幣価値」までは保証してくれないんです。
自身の子供時代と比べ、一万円札の価値が明らかに減っていることは、誰もが感じていることかと思います。
多くの人が、預貯金の利息のことを利益だと思っているでしょうが、利息は利益ではありません。
利息では、お金の目減り分。つまりお金の減価償却分を補填するのがやっとだということです。

確かに毎月コツコツと貯蓄していけば、ある程度のお金は貯まることでしょう。
しかしお金には「目減り」してしまう。つまり「減価」してしまう性質がありますから、預貯金だけでお金持ちになるというのは難しいと思います。
嘘だと思うなら、定期預金や積立預金だけでお金持ちになった人を捜してみてください。
ぼくは利息をもらって。つまり、定期預金や積立預金だけでお金持ちになった人に、未だにお目にかかったことがありません。


著書紹介
『住宅ローン地獄からの生還』 マイブックル

『住宅ローン破綻 競売があなたを救う〜実践者が語る最後の解決策』 早稲田出版

オフィシャルブログ 『瀬谷流プチ不動産投資日記』

戻る 目次 次へ

メインメニュー

物件検索

マンション物件リクエスト

不動産コラム・体験談

マンション関連法

困ったときは

会社情報

リンク集

リンクポリシー

当サイトはリンクフリーです。相互リンクも募集中です。
リンク依頼はEメール[email protected]にてお願いします。

スタッフ集合写真