不動産投資コラム マンション投資の鉄人
マンション投資の鉄人
第九の鉄人 | 神奈川県厚木市在住 S.M.(不動産コンサルタント) | |
最新不動産投資状況報告 part1 |
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"皆さん、ご無沙汰しておりました。最近楽天フリマで掘出物を買うのにはまってしまって充実した日々を過ごしております?いやしかし、ここでも感じるのです、投資マンションと同じ『つわもの共の夢の後を』。写真を見て、何か琴線に触れると私が買ってあげないと商品達がまた不幸な旅を続ける事になってしまうのではないかとついつい買ってしまう毎日なのです。 1.競売は終った。"最初にごめんなさいと誤らなければいけません。2000年に競売に関するエッセイを書いていたのですが、公開しませんでした。なにせ、相場の半額で特別売却にごろごろ転がっていたのです。こんなうまいい話は他人には言えません。金融危機で銀行が街の不動産屋さんに融資しなかったようで、買えたのは自己資金を持っていた人達だけでした。そして、その後うまみが無くなってからマスコミでも取り上げられましたが、もう濡れ手に粟という状況は終っていました。去年2戸意地で取りましたが、相場より高かったように思います。もう、アットホームで全て検索されるので、掘出物なんて絶対に無いと思います。先月、珍しく名古屋に特別売却で残っていて、格安だと思ったらシロアリがいるそうで、コンクリートのマンションがシロアリの被害に遭うのかと変な感心をしました。 "2.最近首都圏の中古投資マンションの利回りが下がり始めた、人気が出始めた。""こんな話に乗ってはいけません、真っ赤な嘘です。本当は、家賃が下がり過ぎたのに物件価格が下げ止まっているから、利回りが下がっているのです。首都圏の物件価格は、500万円が最終防衛線とでもいうのでしょうか、これを死守している売り手が多いだけです。 3.遂に都心のハイグレードマンションも価格破壊の洗礼が始まった。"メゾン ドヴィレ品川、玄人の方はご存知でしょうが、1999年にダーウィン(旧マルコー)が再建後に展開した新シリーズです。最近の投資マンションの仕様のベンチマークとなったのものです。これが今週中古で1300万円で出ていました。そこまで下がっても利回りはなんと6.7%、オー マイ ゴッドです。現在嬉しそうに2000万円前後の新築を買っている人は5年で700万円のキャピタルロスが予想されるのです。 4.実需の減少が不動産相場全体を揺るがす。"既に首都圏の一般の分譲マンションの在庫は30%に達しています。敏感な人は新聞の折込み広告に入る不動産価格がここに来て一段下がっているのに気付かれているのではないでしょうか。そう、早くも実需の減少を織り込み始めているのです。寂しい事ですが、いよいよ日本の人口の減少の影響がこういう形で現われて来ているのです。まだ子供を作れる皆さん、がんがん稼いで子供は最低3人は作りましょう。3人いるとうるさいですが、楽しいですよ。 |
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