とても難しい質問ですね。
1.古くなっても資産価値の下がらない物件
2.あまり売りに出ない物件(売るのがもったいない)
私が最近取引した札幌の物件でありました。中島公園 の隣に位置し公園に面したマンションで札幌地方裁判所 の競売にかかり面白そうなので入札しました。
最低落札価格が低かった事もあり入札者が20件以上い ましが運良く当社が落札しました。
この物件は不動産の流通にほとんど取引事例がないので す。同業者に聞きましたら昭和46年の建築なのであま り高く売れないという人がほとんどでした。室内も今ま であまり内装工事をやってなかったようでひどい状態で した。 これは失敗したと思い2〜3か月ほったらかし にしておいたら外壁の大規模修繕工事を管理組合で行っ ていたのをみて当社の物件も思いっきりお金をかけて内 装工事を行いました。650万円くらいかけて室内は新 築同様になりました。暫らくすると物件を売るのがおし くなり自分で住みたくなりました。内装工事をやった職 人サンも同じような気持になったそうです。
見違える程よくなり値段をつけたのですが工事の職人サ ンがもったいないから安く売るなというので最初の予定 に300万円くらい上乗せして値をつけ売りました。
今でも売るのがおしかったと思います。
買った人も非常に喜んでくれました。
買主は過去に何度かここのマンションを買い損ねたそう です。
このマンションの特徴は、都心に位置し、札幌を代表す る公園が隣で眺望も良く都心にあるが静かだ。地下鉄駅 からの距離が徒歩1分で住人のマンションに対する管 理意識が強く大規模修繕工事が計画的に行われていて修 繕積立金もかなり貯まっている。
取引事例が少ないのは、ほとんどマンションの住人の口 コミで取引されている。 |