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社員レポート

潔癖症(2012/07)

遠藤

 分煙や嫌煙の一般化で、喫煙者に対するマイナスイメージが定着してきています。喫茶店という言葉は、もはや死語なのか紫煙モクモクのジャズ喫茶は姿を消し、街ではネット環境完備で手指の消毒スプレイ設置のカフェが主流となっています。

 情報が氾濫する中で生活していると、その渦に巻き込まれて自分を見失うことになるものですが、時々私は「あれ?」と思うことがあります。

 そのひとつが「私たちは、いつからこんなに清潔好きになったのだろうか?」ということです。
 どこへ行っても除菌、抗菌、消毒の文字を目にします。そして手洗い、うがいなどは季節を問わず、当たり前に薬用製品で行っています。
 これは多様に変化するウィルスや、身の回りの雑菌のせいなのでしょうが、度を越した潔癖シンドロームに陥ってしまっては、社会生活にも支障をきたしてしまいます。わたしたちは昔、もっと大らかに生活していたのではないかと思いますし、消毒や菌の文字を見ると余計にウィルスや雑菌の存在を意識するのではないでしょうか。

 物件を内覧して契約申込の後に、空室期間が長い場合は多少の埃っぽさは否めないことはありますが、特に若い女性は「入居までに清掃を入れてほしい」とか「部屋の隅にクモの巣があったのでキレイにしてほしい」といったクリーンな空間要望が寄せられます。また、清掃後の物件でもタバコ臭などの匂いに敏感なお客様もいます。
 オーナーの中には非喫煙者という条件で募集する場合もありますが、今後はペット可という表示とともに喫煙の可否も必要なのかも知れません。

 潔癖ブームにあやかり、空室対策として部屋を徹底的にクリーンな状態にする、というのもアイディアだと思います。
 抗菌・防臭クロス対応、空気清浄器設置、浄水器設置、トイレや水廻りは抗菌コートにして巷に多くなった潔癖ユーザーへアピールするのはどうでしょうか。

 
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