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社員レポート

前年とは違う11月

草野 裕樹

 11月度を振り返り、例年より厳しい状況にあったかと思う。賃貸も前月から比べると成約数も減り、問い合わせ自体がかなり目減りしたイメージがある。これは賃貸と連動する投資物件の売買にも影響を与え、賃貸中のものはすぐに売れ、空室・賃貸募集中のものは買い控えになっていたと思う。ただ、月末になり反響が増加し、賃貸の成約数が伸びたこともこの月の特徴だと思う。

 ではなぜこの11月という月がこのような動きを見せるのだろう。11月は9月、10月などの移動時期が過ぎ去って逆にリフォームが完了した部屋が賃貸へ出るような位置づけということもあるが、前半微動だにせず、後半かなりの勢いでの伸びというのは二つ理由がある。

 一つは北海道独特の季節感による。北海道は夏が終わり少し涼しくなると賃貸は動く。また、その時期に企業などの半期決算に基づく移動の時期とぶつかり物件が動く。10月の末になるとその動きも止まり、かなり緩やかになる。11月後半の伸びは雪が降る前に引越しをしてしまおうという動きの現れであると思う。北海道は厳冬期、雪に閉ざされ移動するにも、引越しするにも何をするにも手間と時間がかかってしまう。それに伴い費用も比例してかかってしまうので、そうなる前にという動きが11月後半には顕著にあったのだと思う。

 もう一つは人為的な要因である。当社は今、他の不動産会社に先駆けネットで試行錯誤を繰り広げながら広告を如何にうまく打っていくかを模索している。この模索はまさに暗中模索なのだろうがこのなかで何かがヒットし多少なりともネットからの反響を取っているのだと思う。

 今パソコンを開くと多くの情報が氾濫している。この情報を如何にうまく操作するかで勝ち負けが決するのだが決してネットだけの成果ではない。ネットのように「パソコンを開けば誰でも見れる」というのも非常に便利だが、「紙」による広告も非常に重要なのは今も昔も変わりはない。「機械操作の広告」と「人間の手と足による広告」。手法の違いはあれど各々が長所を持ち短所も持っている。この二つをうまく取りこめれば反響と来客を得られるのだと思う。

 今はまだ成熟期にはないが今後広告媒体の使用方法は不動産業界でも死活問題となる要因になると思う。

 
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