不動産投資コラム マンション投資の鉄人

マンション投資の鉄人

第九の鉄人   神奈川県厚木市在住 S.M.(不動産コンサルタント)

人生は努力と成果で均衡する。: 悟りの特異点。

"楽をして儲けたいとか出世したいと思うのは凡人の常ですが、残念ながら天の法則はそれを許してくれません。私は最初アーガマという考え方に触れた時、宇宙の摂理はこういうものなのだったのかと思ったものです。

アーガマというのは人間がこの世に生を受けてからの行動の記録が、荷車が地面に残すわだちのように全てその人に蓄積されているという考えです。その場しのぎでも結果が良ければ全て良しと考えていた私にはちょっと衝撃的な考えでした。

人間は、膨大なデータを死ぬまで背負っていて生きなければならず、パソコンのように古いデータをごみ箱にポイとはいかないようなのです。それどころか、因果というように未来の全ての物事はその記録を原因として起こって行くのです。いやはや、怠惰な人生を送ってきた人にはなんと頭の痛い事ではないでしょうか。

そして、実際に人生の折り返し点を廻ると、この考えが恐ろしいほどリアリティを持って来ます。要領が良くてうまく立ち回っていた人間はどんどん脱落して行きました。正直、私もアーガマに触れるまでは要領だけで生きていましたから、本当にこの考えに触れた事を幸運に思いました。

天才漱石が、『ぼけ咲きて漱石拙を守るべく。』と自らの要領の良さを戒める言葉を残されていますが、漱石も要領良く立ち回る事の結果が決して良い事にならないと気付かれていたように感じたおぼえがあります。

投資に限った話ではありませんが、若い皆さんは結果を焦ってはいけません。試験勉強のように一夜漬けで良い成果を得ようという考えは人生では通用しません。こつこつとアーガマに良い結果を生むような原因を蓄積して行くしか成功の方法は無いのです。

しかし、だからといって自分の存在意義は何かとか問いかけてはいけません。優秀な人に限って哲学的な迷宮に入ってしまうものですが、この問いかけに答えはありません。なぜならば質問が間違っているのです。

あなたは、この生存の主役ではありません。あなたはいわゆる釈迦の手の平の孫悟空なのです。この宇宙、私はブラフマンと読んでいますが、その駒に過ぎないのです。あなたは、おもちゃの存在意義を真剣に考えますか?トイストーリーのおもちゃが自分の存在意義を真剣に考えていたら何と思いますか。馬鹿みたいと思うでしょう。

先日、吉永和尚の話は紹介しましたが、朝目が醒めたら今日もおもちゃはブラフマンに捨てられなかったようだと思わなければいけないのです。

しかし、悟りを開くというのでしょうか、幸之助さんのようにこのブラフマンと自分というものの区別が明確でなくなる人達がいます。これを私は個体でありかつ全体の部分という意味でブラフマンのホロンと呼んでいます。誰かが言われていましたが、『何においても山頂を極めると達観した精神状態に至る事ができるが、登山道は色々有ると。』

おそらく、古代インド人の考えた完成されたブラフマン:アートマンの関係はこうではなかったのではないかと思っています。

投資とは全く関係無いと思われるかもしれませんが、投資に限らず人間として成功した人の話を共通項で切ると、こういう話になるのです。なぜか?おそらくこれが人間の完成の答えだからなのでしょう。

西洋科学主義的な考え方で兎を獲ろうと思ったら、銃に弾を込めて打たなければいけません。しかし、このバラモン教的な考えから行くと兎はどういう経緯であれいずれ手に入るのです。

ブラフマンは人間的な尺度で測れる存在ではありません。ブッダが突然迎えた臨終の床でアーナンダに言った、『もろもろの作られた事象は過ぎ行くものである、努力して修行を完成させなさい。』この最後の言葉に全てを込めたと思うのです。

おそらく、岩をも通すような一念と長い努力が脳の何かを変えるのでしょう。しかし、もう20年近く考えているのですが、どういう人間にどういう特異点で起こるのかよくわかりません。

おそらく、釈迦が言われたように完成を信じ努力するしかないのでしょう。"

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