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社員レポート

トラブルと保険(12/7)

営業部 佐藤 淳一

 トラブルが発生した際の大家さんの反応で人間性を垣間見ることができます。水漏れなどで入居者及び階下の人たちに被害が発生した旨連絡した際に、被害状況を心配される方と、金額を心配される方がいらっしゃいます。被害状況を心配される方は、まずは入居者を含め被害が及んだ方々に迷惑をかけることなく速やかな対応を求められます。一方、金額を最初に心配される方は先ずは見積りでなるべく費用がかからないようにと言われたりします。しかしながら、緊急時においては刻々と事態は変化し、見積りなど言っていられません。随時報告しながらどんどん対応しなければ事態の収拾がつかないことも多々あります。最終的に保険で賄われるケースが多いのですが、中には大家さんの保険が入っていなかったために自腹になることもあり、日頃からの備えが必要です。最近耳にするのは、最初はローンだったので保険に入っていたのが返済が終わり更新していなかったり、何年も保険をかけていたけど保険を使うような事故もなかったから途中で更新しなくなったという方がいらっしゃいます。保険が必要となるのはむしろ古くなって老朽化が進んでからの方が確率は高くなりますので、事故がなくても所有年数が増えるほど保険の加入が大切になるのですが、ついつい経済的なことで加入をやめてしまうのでしょう。

 これは保険のシステムの問題なので難しいようですが、区分所有建物も物件目録のようにして一括で保険を追加したり削除したりできるといいのですが、今のところは1部屋ごとに加入が必要なため複数所有者にとっては更新だけでもけっこう煩わしい作業になっているのかもしれません。

 分譲マンションの場合は組合で入っている保険でカバーされるものもありますが、古くなれば古くなるほど保険が大事ですので加入率を上げるようにしたいと思います。

 
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