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社員レポート

これからの不動産会社の役割 (2011/1)

古谷 和博

 最近、賃貸物件の問い合わせを受けると高齢者の方からの電話が多くなったように感じます。
 家族が減って今の家だと広すぎて掃除するのが大変だとか、冬の除雪が体が動かなくなって来るので除雪の必要がないマンションが良いとかさまざまな理由での問い合わせがあります。
 マンションによっては半分以上が高齢者の独り暮らしだという所もあるそうです。
 確かに高齢化社会になってきている昨今ですが、都会になればなるほど近所付き合いも少なくなり、話し相手も少なく、病気になっても気がつきにくく孤独死する方が多くなってきているとニュースで見たことがあります。
 高齢者専用のマンションのチラシが最近は多く見るようになりましたが、かなり設備も良く食事の世話等もしてくれるそうですが、かなり金額も高額です。
 普通の賃貸マンションだと賃料も相場だと、最近は安く借りられます。

 先ほど都会になるほど近所付き合いが少なくなっていると言いましたが、これから高齢者の需要が増えてくることが予想されますので、不動産会社として何ができるか、これからどんなサービスが必要かを考えなければならなくなってきていると思います。
 私個人的な意見としては、定期的に入居者へ電話等でコミュニケーションを取ったり管理会社と協力して掛かり付けの病院や医者の情報を取ったり、緊急時に管理人にすばやく連絡を取れるようなサービスを普通の賃貸物件でも備えられるような体制を作らなければ安心というサービスを提供できないのではないでしょうか?
 私たちは契約することによってその人の安心や安全につながる商売だと思っておりますので、新築やリフォームされた物件は魅力的なことは当然ですが、古くても立地の便利さ等でそれらにも匹敵するようなものもありますので、安心、安全のサービスもひとつの商売だと思います。

 景気の問題で連日、暗いニュースが多いとは思いますが逆にその時期にしか出来ないこともありますので、近い将来に向けて考えなければならないと思います。

 
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